友達がいないのは不幸ではない[仲間がいればいい]

価値観 心理学 新卒フリーランス

学校で友達があんまりいないけど、自分っておかしいのかなあ?友達がいないって悪いこと?

この疑問にお答えします。
こんにちは、たっくん(@Takkun_heart)です。

この記事では友達多い=いいこととは限らない
ということを解説します。

かくいう僕も友達は多い方ではないですが、
元気に幸せに生きております。

自分の生き方に自信が持てず
人間関係でお悩みの方の役に立つ内容です。


ぜひ参考にしてください。

友達が多いって人も見ていってね!

友達がいないのはおかしくない
[詳しく解説]

僕は、友達が少ないことは悪いことではない
と思っています。いらないというのは
言い過ぎですが少なくてもいいと思います。

理由は以下の通りです。

一人で過ごす時間が作れる
時間と行動が縛られすぎない
あたりまえを疑える

これらを解説していきます。

一人で過ごす時間が作れる


個人的にはこれが一番大きいと思っています。
一人で過ごすことのできる力は社会でも必須です。

なぜなら実際の仕事で必要とされる能力は
一人でいるときにこそ鍛えられる
からです。

コミュニケーション能力
想像力・創造力
忍耐力
問題解決力

基本的に人は他人に依存して生きています
一人でできることは少ないですし、
自分の力を過信しがちです。


だからこそ一人の時間を作ることで
自分が思いのほかできなかったことや
その解決のためにはどうすればいいかを
考えるようになります。


突拍子もないアイデアなども、
常日頃から一人で考えて居るからこそ
思い付くことが多いです。


実際に太宰治や夏目漱石などの文豪や
アインシュタインなどの著名な科学者も
孤独の時間が長かったと言います。


一人の時間を持つことによって
何事も「自分事」になる
ので
思考力を鍛えることができるのです。

タツミ
タツミ

一人でいる時間は
自分を見つめなおす時間にピッタリなんだね!

時間と行動が縛られすぎない

多くの友達と協調するには多少なりとも努力が要ります。
自分勝手な行動をしていると自分にも
集団にも迷惑が掛かりますよね。


しかしそれ故に集団では決断までのスピード感が
損なわれる
という欠点があります。


人によって流れている時間は違いますし、
時間に対する価値観も違います。

「やることは早めに片づけたい!」人もいれば
「やりたいことを最優先に」という人もいます。


グループ内での考え方が同じならいいですが、
個人の時間感覚が速いとストレスがたまりがちです。

早くあの課題やりたいのに…
これからみんなでどっか行くって言ってたけど
今日はもう一日中遊んだから
個人的には満足なんだよなあ・・・

こんな考えを持っていても
実際に主張することを恐れて
モヤモヤをためてしまう人が多いんです。


自分の考えをはっきり付き合うのをためらうような
友達関係を持ってもストレスが溜まって
自分がつぶれるだけ
です。


しんどくなるとネガティブな考えが強くなり
自信がなくなり、さらに内にこもるようになり
流されるだけの人生に…という
負のループにハマってしまいます。

タツミ
タツミ

困ったときには何でも相談できる
そんな人間関係が望ましいよね!
気を付けよっと!

友達が少ないと時間を調整しやすくなるために
本当に自分がしたいことや興味のあることに
目を向けやすくなります。


心から好きと思えるものを見つけられれば
これからの人生の生き方や
大切にしたい価値観もおのずと決まってくるものです。

あたりまえが疑えるようになる

同じ友達と過ごしているとコミュニティ内での
ルールのようなものが必ず生じます。
ときにそれが暗黙だったりすると、それに
気付かない行動には徹底した罰が与えられます。


小さなものならいいですが、時には
「なんか買ってきなよ」
「反省するまで無視するから」
など
いじめに似たものも少なくありません。


部活動やサークルでも同様で、長年の伝統
を理由に理不尽なルールに巻き込まれる
こともあると思います。


厄介なのは、そのグループの中で「あたりまえ」
となったルールの正当性は内部からは正確に
評価できない、ということです。


心理学では集団同調というのですが、
多くの人が「Yes」というルールに一人だけ
逆らうのは非常に難しい
です。


集団ではどうしてもみんながいいと思っている物を
選んでしまうので、自分の意見が議論の余地なく
もみ消されたり、要らないものを買ってしまったり
することがあります。


悪徳宗教や、詐欺などでも
「皆が・・・」と言われると魅かれると
いう人間の特性を利用しています。


「あたりまえなんだから」
という思考が
身についてしまうと何事にも
疑問を持たなくなり受け身な人生を
送ることになります。

「あたりまえ」って怖い…
集団に流されて生きていくなんて嫌だ!
もっと自分を大切にしていきたい!

タツミ
タツミ

ではじゃあずっと一人でいればいいのか
というとそうではなくて極端じゃなくても
今より少し、一度に付き合う人数を減らしてみると
いいと思います。


例えば一つのコミュニティだけでなく、複数の
コミュニティに属してみる
とかですね。


複数の価値観に触れることになるので
「あたりまえ」について考えるきっかけに
なる
かもしれません。


以上のように友達が少ないことで得られる恩恵は
たくさんあります。


とはいえ「人間関係を絶て」という考えとは
少し違っており、最低限自分にとって有益な
関係を築ける人を見つけているのなら、
それでいいと思います。


とにかく友人は量より質で
自分にとって苦にならないような
生活
を心がけましょう!

日本は文化的に集団を重視してきた国

日本は歴史上、集団に対する思い入れが強いです。
「みんなと同じこと」が大切だとされ、上の人に
逆らったり、違う意見を持てばすぐに「異端」
排斥されました。

まさに「出る杭はうたれる」ですね。

このような背景としては日本の教育制度の
影響が大きいと言われています。


例えば給食です。
私たちは学校教育で「皆と食べる事」が
あたりまえだと体に覚えさせられてきました。


「みんな一緒に行動する」のがあたりまえ。
これが脳まで浸透してしまっているのです。
だから異様に「一人」を嫌う。


学校の行事などでも同じです。
「皆で何かを作り上げる」という目的の
裏で、ひそかに「集団行動」という
洗脳が進んでいます。


だから、大学生やオトナになっても
「集団=いいこと」「友達は多い方がいい」と
言う考えから抜け出しがたい
のです。

新しいことを始めれば自然と人が集まる

一人になる時間が増えたらまずは何か新しいことを
始めてみてください。


自分が本当に興味を持っていることでもいいですし、
何となく面白そう…という物でも構いません。


勉強や読書に熱中するのもいいかもしれません。
僕の場合は授業がきっかけでプログラミング
に興味を持ち、始めてみました。


自分の好きなものを突き詰めていけば自然と
同じものに興味を持つ仲間と出会えます。
一人一人の考えを大切にしてくれる人と
出会えれば、それは一生の宝物になりますよね。



もし今すぐやりたいことがない!という方は
とにかくいろんなことをして興味を探して
みましょう。


最近は一人でも楽しめるサービスが多くあるので
そちらを当たってみるのもいいかもしれません。

タツミ
タツミ

自分がやりたいことを突き詰めて
自分らしい人生を送ろうね!