[体験談]休学は価値ある選択肢です。

価値観 新卒フリーランス

こんにちは。たっくん(@Tactouni117)です。
僕は2020年4月から休学をします。現在手続きを進めております。
現在大学3回生という就活の波に飲み込まれているであろう
僕がなぜ今、休学を決意したのかを解説していきます。

追記(2020/02/07) : 正式に手続き終了しました!

この記事を読んでほしい人

  • 休学を検討しているが勇気が出ない人
  • 就活をしているけれど躓いている人
  • 周りに流されている人

休学したければ休学した方がいい

先に言っておくと、これが僕の意見です。
休学を一年したくらいで損するものはほとんどありません。
むしろやりたいことがあるのに何もしないこと
の方がリスキーですしね。

そんなわけで理由を解説していきます。

僕が休学を決めた理由

前述のとおり僕は大学3回生の12月に休学を決意しました。
今までもなんとなく「休学したい…」とは言っていたのですが、
口だけで何も行動しませんでした。
当時の僕のマインドとしては

不安な人
不安な人

なんとなーく他の人と違うことがしたい

という感じでした。ただこれだけです。
そんな僕が休学を決意した理由はこの5つです。

就活に失敗した
ギャップイヤーの存在
休学費用が手軽だった
0からお金を稼いでいた
大学に行く意味を作りたい

1つずつ解説していきます。

就活に失敗した

3回生の僕は結構前倒しで就活をしていました。
というのも、2021卒の就職活動の解禁時期が
さらに早まることを事前に聞いていたからです。


21卒から就活が政府主導になるため、今まであった
就活ルールがなくなるとの事でした。

追記:政府主導にはなるもののルール等は
    ひとまず維持になったそうです。


もともと石橋を壊してわたるような性格の僕は
おびえながら7,8月くらいからインターンに
行き始めて、GDなどを行っていました。

面接で挫折

秋頃から何となく行きたい企業に応募して
面接や合同説明会に行き始めていました。


しかし、全然うまく話せない。事前に企業研究を
していても話すときに頭が真っ白になったり、
予定していなかったことも話して結局何を言いたいのかよく
分からなくなったりしました。


面接中はうまく話せていた気がする時もありましたが
実際に振り返ってみるとこう思うんです。

不安な人
不安な人

また自分だけ話してしまった…
聞かれたこととは微妙に論点ずれてた気がする…

こんな感じでグループ面接も個人面接も進んでいきました。
何社かは2次面接や3次面接へ進んだのですが落とされました。

周囲に流されたくなかった

12月、就活中に出会ったある会社の人事さんから言われました。

君はなんのために働きたいと思っているの?

面接のときは思い付いたことを話したのですが、
終了後によく考えたら不安になり、もう一度
自分が働く目的って何だっけ?と考えてみました。


僕はIT系の企業に入りたかったのですが、「それだけ」でした。

結局周りの雰囲気に合わせてしまい、就活をしていた
事に気づきました。なんて愚かな・・・

いつの間にか周囲の雰囲気に流されていたんだねえ

嬉しいタツミ
嬉しいタツミ


思い返すと面接で話した志望動機などもあいまいでした。
そこに話す力の低さが相まって落とされてしまったのかもしれません。

このまま就職してもモヤモヤして辞めるのが関の山だし
IT系の中で自分が何をしたくてなぜしたいのかが
明確になっていない限り就活は無駄だと思いました。


また、当時エンジニアになりたかった僕にとっては
一般職で妥協していいのかという思いは常にあったので
エンジニアとして一度働いてみたいとも思っていました。

社会での実務経験0

僕はアルバイトこそしていましたが、実際にIT社会人に
囲まれて実務を積んだ経験が今までの21年で一度もありませんでした。


唯一のインターンの活動も、学生同士でチームを
組んでの活動だったので社会人と話す機会や身を
もってプロジェクトに携わることがありませんでした。


だからいくら頭で「働くこと」について考えても
分からなかったのです。



人は経験から学ぶ生き物ですから、経験しない
ことにはポジティブな感想もネガティブな感想も
持ちようがありません。


どうにかして実際に社会経験をしたい。
そして目標やビジョンをしっかり持った学生や
社会人のと話したい!そう思ったのです。

ギャップイヤーの存在


ギャップイヤーとは大学の入学試験に合格した
18-25歳の学生が、高校卒業後などに一定の休学期間を
得てから入学する制度のことです。


ギャップイヤー中はボランティアや旅行で
社会的見分を深めたりする人が多いと言われています。


休学事態に不安はあるけど、イギリスで一般的なら
日本でやってもそこまでおかしくない。
むしろ将来的に日本の教育制度に休学があまりに
広まってなさすぎるから自分がその例になって見せよう!


半分言い訳、半分好奇心のような状態で休学を決定しました。

1年遅れのデメリット

卒業が1年遅れることに関しては抵抗ありませんでした。
大学受験で1年浪人した人と年齢的には同じ立場ですし、
休学中に目的を持って行動すれば来年の1年
アドバンテージのある面接でもなんとかなると思ったからです。


実際に休学をした先輩にもあって話を聞いたのですが、何かを成し遂げる意識さえ途切れさせなければ休学してもいいんじゃない?と言われました。


エンジニアとしてプログラミングを軸に活動すれば
有意義な休学になるし、なによりいろんな人と出会い
話を聞けるのではないか?そう思ったのです。

休学費用が安かった

僕の所属する立命館大学では休学費用がなんと10000円/年でした。

立命館大学学修要領2019より抜粋
タツミ
タツミ

私立は思ったより安いんだねえ

これは両親を説得する大きな材料になりました。
休学の際に両親を説得した方法については
別の記事で解説する予定です。


国公立の休学費用は基本無料で私立の場合は学校によるみたいです。
立命館大学のように安価なところもあれば、
早稲田大学(5万円~)や明治大学(8万円)のように
比較的費用が高いところもあります。


主な大学の休学費用についてはこの記事が参考になるのでご覧ください
https://conpath.net/columns/comparison-university-absent-cost/


家庭の経済環境にもよるのですが、金額によっては
自分でさっさとお金を払ってしまって休学するのも
いいかもしれません。僕はその方法を取りました。
その方がお金を払った責任感などもあるのでいいかって感じでした。

0からお金を稼いだことがあった

僕は3回生の5月から9月頃まであるベンチャー企業のもとで
マーケティングをしていました。詳しくはこの場では割愛する
のですが、インターネットを使って6万円ほどの収益を
上げさせてもらいました。

実際はもっと早く収益を上げている人や、
自分で事業をもって収益を伸ばしている人などがいたので
自分はホントザコでした。


しかしそういう人たちがいたからこそ
目標にして取り組めたのだと思いますし、
新しいことを始める際の考え方もガラッと変わりました。
具体的にはこんな感じです。

何かを達成できるかは自分次第
人は環境で動く
人に影響を与えるには自分から

この経験があったから、留学の決断にも
時間はかかりませんでした。自分の力で
どんどん動くこと。これが原則ですね。

何かを達成できるかは自分次第

収益を上げるまではとにかくまずは質よりも量を
こなすことを教えられました。「ネットからお金を稼ぐ
経験をしたことの無い状態ではいろいろ考えてもしょうがない。
とにかくやるしかない。という思考でとにかく作業量を増やしました。


当時はアルバイトや学校生活の合間を縫って作業をしていました。
2か月くらいたったころようやくオリジナルの工夫を
加え始めることで成果として見えるようになり、
収益につながりました。


当時僕は「ネットからお金を生み出す」ことについて
疑惑と不安しかなかったのですが、実際に自分で体験
することによってネットビジネスに対する考えも
変わりましたし、経験したからこそメリットも
デメリットも掴めました。

タツミ
タツミ

他人がなんと言おうとやりたいことは
自分で経験して判断しようね!

人は環境で動く

人が環境で動くことを身をもって経験したのもここででした。
週に2度ほど何人かでカフェに集まって作業をする機会があったのですが、
学校で一人でやるときと圧倒的に効率・集中力が違いました。


何が違ったのかといえば、周囲の環境やそこにいる人の違いです。
その環境では、同じ目標に向かって自身も懸命に取り組む
仲間がたくさんいました。


良くも悪くも彼らと情報を収集して切磋琢磨しながら進んでいけたから
結果につながったのだと思います。


就活をやめたのも環境の力を認識してからでした。
自分がやりたいことの分からないまま活動を続ける
環境にいると無意識のうちに自分もその色に
染まっていってしまいます。



これはどんな環境にいようとも同じです。
皆さんも今いる自分の環境がどのようなものなのか、
それは自分の根底にある価値観とマッチしているか、
見直してみるといいかもしれません。

大学で学んだ事を無駄にしたくなかった

僕は大学で心理学、特に行動経済学を専攻していました。


確かにそこで教授の話を聞いたり論文を読んだりで
理論は理解できたのですが、当時はこう思いました。

不安な人
不安な人

実際社会でどう理論が生きているの?
これからの時代でどういかせるの?

その時ハッとしました。今までは漫然に授業を受けるだけの
日々に追われ、何かを深く考える余裕がなかったのです。


せっかく両親のお金で大学に行き学んだのに、
卒業したらそれを全く生かさないなんて無駄です。


僕はどうせなら心理学の知識をもっと深めて実践的にも学びたい。
将来的にも役立つスキルにしたいと考えました。


英語に関しても同様で、せっかく外国人の先生と
話して身に着けた英語をTOEICといペーパーテストの
範疇に留まらせておくのが非常にもったいないと感じていました。
しかも、英語なんて一生役立つスキルです。


何ができるか考えたとき思い付いたのは
「より多くの人に会って話す事」でした。
人がどんな思いで行動しているのかは人と
触れ合うことでさらに深く学べると思ったんですね。


海外留学に目が向いたのもそのときで、
結果時間を作るための 「休学」が選択肢に
浮かんできたのです。


英語に関しても強制的に英語を話す環境に染まれば
ものすごい速度でアウトプットするしかありませんし
それこそどんなものか気になっていたので
僕にとっては絶好のチャンスでした。

まとめ:休学しましょう

以上僕が休学した理由は

  • 就活に失敗した
  • ギャップイヤーの存在
  • 手軽な休学費用
  • 0からお金を稼いでいた
  • 大学に行く意味を作りたい

この5つです。結論としては、

休学したければ休学した方がいい。

ということです。

ただし2つだけ注意すべきことがあります。
Caution

親の了承をなるべく得よう
休学は卒業してからでもいい

必要というわけではありませんが、両親に相談する
ことで資金を援助してくれることもあります。それに
自分の周りの人に言うとモチベーションも上がります。


なので、両親に話して説得するのは大切です。
僕も時間はかかりましたが何とか納得しました。

タツミ
タツミ

自分の人生だけど、話くらいはしてみようかなあ・・・


卒業後の休学についても「休学」という面ではかわりません。
就活においても3年間は新卒と同じ扱いを受けるので安心です。
ただし、この場合学生という肩書は失うので気を付けましょう。


休学というのは大きな決断ですが、それほど非合理なものではありません。
本当に少しずつですが世の中の休学に対する考え方は変わっています。

僕の考えを参考にして充実した生活を送ってください!
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